カールスクローナ(Karlskrona)は、スウェーデン(Sweden)の南東部に位置する、比較的温暖な気候に恵まれた、小さな都市です。その最大の特徴は、緑あふれる森林と青々とした海と空。ユネスコの生物圏保護区に指定されている群島(Archipelago:skärgården)の美しさには、誰しもが酔いしれます。大自然に抑揚をつけているのが、ユネスコの世界遺産に指定されている、歴史ある街並み。17世紀に作られた海軍都市の街並みの一部が、300年以上経った今でも維持されているのです。その古い街の中を歩くと、すぐにスウェーデンらしさに気付くでしょう。たとえば、赤いベンツの路線バス。外観のデザインや座席のレイアウトの良さ、そしてバリアフリー(停車時に車体が下がる)。そのほか、看板の代わりに旗を掲げたり、自転車道が整備されていたり、日本の地方公共団体も真似できることがあるのではないでしょうか。そして直接は見えないけれど、この町で本当に面白いのは、二つのKey Word、イノベーションとサステナビリティ、です。どうでしょう。あなたも是非訪れてみませんか?