2003年初には約61千人で、増加傾向が続いている。
ちなみに、もっと古いデータを引っ張り出してくると、1950年には工業が盛んで、人口は約64千人であった。しかし産業の衰退とともに、その後一貫して減少し、1980年後半には59千人を切ったことさえあった。
ちょうどその頃、Blekinge工科大学が設立されたのをきっかけに再び上昇傾向が始まる。
年齢別にみると、65歳以上が20%と比較的高い(スウェーデン全体17-18%、日本23%)。
これは退職を機に、スウェーデンは比較的温暖なこの町にやってくる人がいるからではないかと邪推している。
さて、人口6万人っていうと、日本ではどんな都市か調べてみると、
ということで、かなりマイナー都市といえる。(左側の3ケタの数字は日本の都市の順位)
422 | 岡山県 | 玉野市 | 64,553 |
423 | 大阪府 | 泉南市 | 64,416 |
424 | 愛知県 | 田原市 | 64,125 |
425 | 滋賀県 | 栗東市 | 63,652 |
426 | 埼玉県 | 蓮田市 | 63,315 |
427 | 宮崎県 | 日向市 | 63,228 |
428 | 宮城県 | 多賀城市 | 62,979 |
429 | 新潟県 | 佐渡市 | 62,724 |
430 | 香川県 | 観音寺市 | 62,680 |
431 | 茨城県 | 守谷市 | 62,434 |
Sweden全体の人口が900万人であることを考えると、日本でいうと(単純に6万÷900万×1億2千万=)80万人超の人口というと、新潟市・浜松市・世田谷区くらいの重要性がある都市といえる。
(もちろん、本来は人口密度でも比較すべき